テキストツールで打った文字・・・絵とかぶると読みにくいな・・・
テキストにフチをつけたい!!
よし!脳筋で全て解決!ブラシツールでなぞろう!
新しいレイヤーをテキストレイヤーの下に追加してなぞる方法。とにかく縁取りできれば何でもいい!
いやちょっと丁寧に選択範囲を拡張して塗りつぶそう!
上記と同じくフチ用のレイヤーを作成する方法です。手書きだとどうしてもブレてしまうので、テキストレイヤーを参照して輪郭の内側の選択範囲を取り、拡張をしてから塗りつぶします。
見た目上はこれで問題ありません。
選択範囲でのフチのつけかたは、イラストのフチつけでもよく使われる方法だと思います。
しかし、元のテキストレイヤーとは別レイヤーで作成しているので、テキストを書き換えたり、追加の編集をする時に少し面倒ですよね。
そんな時、テキストレイヤーと紐づいたフチのつけかたがあると便利だと思いませんか?
あるんですな!これが!
ラクラク!紐づけのフチのつけかた
テキストツールだけで!フチをつけよう!
テキストのツールプロパティでフチをつけよう!
[ツールプロパティ]から[サブツール詳細]を表示します。(右下のスパナマークをクリックするとウィンドウが出ます)
サブツール詳細のメニューから[テキスト]を選び、その中にある[フチ]にチェックを入れます。
すると、フチの太さと色を設定できるようになるので、カスタマイズしていきましょう。
※環境設定によってフチの太さの上限が変わります。[mm設定なら1.00]、[px設定なら50]です。
※裏技としてフチをつけた後に拡大縮小する文字サイズととフチの太さの比率を保ったまま拡縮できます。ただ、動作が重くなるのと微調整は不可能なのであまりお勧めはしません。
これは一枚のレイヤーに複数のテキストが含まれている場合は、1つのテキストボックスごとに設定できます。
レイヤーの設定でフチをつけよう!
レイヤープロパティでフチをつけよう!
[レイヤープロパティ]の[境界効果]でフチを設定します。(効果のアイコンの中の一番左にあるアイコン)
境界効果を有効にすると、フチの太さと色、アンチエイリアスの設定ができるようになります。
※環境設定によってフチの太さの上限が変わります。[mm設定なら10.00]、[px設定なら250.0]です。
☆環境設定について☆
メニューバー上の[ファイル]の[環境設定]から長さの単位を変更できます。(長さ=ブラシサイズでもあります)
↓↓
作品に合わせて単位を選んでください。
複数のフチを組み合わせよう!
ツールプロパティとレイヤープロパティの両方を使って二重のフチにすることもできます。
更に、テキストレイヤーをフォルダーに入れて、フォルダーにレイヤープロパティをつけることでさらにフチを追加できます。
こうして何重にもフチを重ねることが可能です!※フォルダーにフォルダーを重ねるのには限度があります。
編集してもフチがそのまま!
[ねこ]を[ネコ]に書き換えようと思った時、テキストツールやストーリーエディターで編集します。するとツールプロパティとレイヤープロパティで設定したフチは、レイヤーに紐づけされたままになるので、フチがついたまま何度でも書き換えができます。テキストを書き換えるたびにフチを書き直す手間が無いのでとっても便利です!
いろんなフチのつけ方をぜひ試してみてくださいね!