こんにちは!チーターです。
クリスタでルビを入れることが出来るのをご存知ですか?
「そもそも、ルビって何?宝石?」
そうですね~赤くてキラキラして~…っと、そうではないんですよ!
「ルビ」とは「読み仮名」の事を言います。
漫画を読んでいると、あまり意識せずに読むことが多いかもしれませんが、最近は読み仮名が振られている漫画が増えているのかしら~
「読み仮名が付いてるのって、子ども向けしかないんじゃないの?」
うーん、そういう見方もあるのですが、大人でも、常用漢字でない場合は読めないこともありますよね。
漫画特有のキラキラネームなども、初見で当てられる自信はなかなかありません。
個人的な主観では、読めない字が出てくると、頭の中が「?」だらけになって、作品が読みづらいと感じることもあります。
つまり、読み仮名をつけることは、読みやすくなる利点もあるということです!
そんな読み仮名をつけるのも、クリスタなら簡単にできちゃうんです!
セリフまで入れたデータがこちらにあります。
それではいざ実践!
テキストツールのサブツールを使用する
ルビを付けたい部分を選択します。
ルビを入れるためにサブツールを開きましょう!画像の赤い丸で囲んだマークをクリックしてサブツール詳細を開きます。
(※サブツール設定の変更で、上記画像のようにツールパレットに常に表示させておくことも出来ます。)
サブツール詳細の「ルビ」をクリックすると、ルビについて詳細に選択できるメニューが出ます。
「ルビ設定」をクリックすると、「選択文字列」の下にある「ルビ文字列」の入力欄に、読み仮名を入力して、「Enter」キーを押します。
\読み仮名が入りました~!/
ルビを調節しよう
ルビフォント/ルビサイズ
ルビのフォントやサイズも自由に変えることが出来ます!調度良い、バランスを考えて選びましょう。
元の文字列のフォントと揃えるのが無難かも。
サイズは1文字あたりの字数にも寄りますが、1文字に読み仮名2文字だと30~50くらいが良いかもです。
ルビ字間
デフォルトでは「ルビ字間」が「均一1」になっています。上下を基準に均一に間隔が開くようですね。
「均一2」はこんな感じに。1文字の半分くらいが間隔なのかな~
字間設定は、「均一1」「均一2」「均一3」「自由設定」の4項目があり、均一1~3はクリスタが自動的に等間隔に字間を調整してくれます。
「自由設定」を選択すると、自分で調度良い間隔に字間調整をすることができます。
ルビ位置
ルビ位置は3つから選ぶことが出来、「先頭揃え」「中央揃え」「末尾揃え」があり、デフォルトでは「先頭揃え」になっており、一番上が基準になっています。
「中央揃え」だとこんな感じ。
ルビ調整
ルビの基準位置が変えられます。数値が大きくなるほど下へ、マイナスになると上へと動きます。
ルビと本文の間隔
ルビと元の文字列との間隔を調節できます。数値が大きくなるほど離れ、小さくなると近くなります。
ルビが入った分の行間を調節する
さて、説明で使った分以外の箇所にもルビを入れました。
こうして見ると、ルビを入れると元々の行間が窮屈になっていることがあります。
その行間のバランスも整えましょう。
「サブツール詳細」の「行間揃え」から「行間」の数値を調節します。これはオブジェクトツールで選択してもできますよ!
ルビを入れたことでちょっと変わったセリフの位置を微調整して…
\完成!!/
ちなみに、「ハイドランジア」はアジサイの英学名です。英語にするとファンタジーの町の名前っぽく聞こえる~
こういった使い方もできるので、必殺技とか中二っぽい表記もコレで解決★ですね!