こんにちは。チーターです。
今回は、マンガを制作する中で使われる用語をいくつか紹介していきます。
原稿用紙や表現技法についての解説はまた後日紹介させていただきたいと思います。
制作
プロット
マンガのあらすじ・台本となるもの。
マンガを描く前に物語を作る過程。
ネーム
マンガの設計図。
どういう絵が入るか、コマ割りやフキダシはどうするか、人物は誰か、表情や感情は？等、魅せ方を考える。
このままトレースして下描きにするくらい丁寧な描き方をする人や、丸人間くらいラフなものまで人によって様々。
時間をかけ過ぎるのもよくないのである程度ラフで良いが、後に人に見せるものであることを意識する。
ミニネーム
ページをサムネイルのように並べて描き、画面の整理をすること。
ラフ
短時間で描くアイディアスケッチなど。
キャラクターデザイン案、ネームの絵のことなどを指すことがある。
下描き
清書する為にしっかりと図を固めておく準備の絵。
アタリ
絵の骨組み。
正中線
顔等ののバランスを測る線のこと。
トレース/トレス
お手本・素材の上から写し取ること。
自分で撮ってきた写真などを紙の下に敷き、下から光を当ててなぞる。専用のライトボックス(トレース台)やガラスを使用する。
デッサンが狂っている
手や足の長さに違和感を感じられること。
左右反転すると歪んでいるなど、思い通りに描かれていない状態。
コマ割り
画面・シーンを分けること。
ペン入れ
印刷用に黒インクで仕上げていくこと。
ベタ
黒く塗りつぶすこと。
ホワイト
修正液、または白い塗料。
修正や、ハイライト・ツヤ入れに使用する。
トーン
スクリーントーン。
カラー表現の網点の基本トーンから、花などの模様が入った柄トーン、豪快に絵の入ったトーンまで種類は豊富。
内容
キャラ/キャラクター
登場人物のこと。
セリフ
キャラクターが話す言葉。
モノローグ
対話する相手が居ない言葉。キャラクターが頭の中で考えていることが読者に見えるようにしていること。
フキダシ
セリフやモノローグの枠。
ナレーション/解説
設定や、道具など、読者にわかるように説明を挿入すること。
描き文字
オノマトペ(音)等を表したり、フキダシに入れないセリフなどを手描きで書き入れること。
扉絵
タイトルが入る一枚絵のページ。モノローグが入ることもある。
モブ
名も無き登場人物のこと。
街中の群衆から、キャラクターを呼びに来るだけの役までさまざま。
アングル
アイレベル
目線の高さ。
地平線や水平線の高さと同じなのが基準。
パース
風景を立体的に捉えること。
アオリ
見上げた時の目線で見える図。ローアングル。
フカン
見下ろした時の目線で見える図。ハイアングル。
その他
〆切
マンガ原稿を納品する期限の日。
あるいはマンガの投稿を受け付けてもらえる期限の日。
修羅場
〆切に原稿が間に合うかの瀬戸際。
アシスタント
マンガ家さんのお手伝いをする人。
背景やベタ、モブ描きなどの仕上げのお手伝いはもちろん、ご飯の用意などを行うこともある。
おわりに
今回あげた用語はチーター選抜です。
他にも使用されている用語があるかもしれません。
別のカテゴリーとして解説していく用語は今回は割愛しております。
コマ割り、パースなどの詳しい解説、乞うご期待ください！
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