あらすじ
グレイス=フィールドハウスという孤児院で暮らすエマは、血のつながりは無いけれど、大好きな家族と幸せな毎日を過ごしていた。
しかし、彼女たちの幸せな日々は、突如終わりを告げる。
孤児院の真実を知ってしまった彼女たちの運命は・・・
子どもたちが絶望に立ち向かう、脱獄ファンタジー。
登場人物
エマ(主人公)
運動が得意で元気で家族思いな11歳の女の子。
ノーマン
頭が良く落ち着きのある11歳の男の子。
レイ
クールで物知りな11歳の男の子。
ママ(イザベラ)
孤児院の子どもたちの親代わりの女性。
クローネ
ママがお手伝いとして呼んだ女性。
ドン
エマたちより1つ下の年長の背が高い男の子。
ギルダ
エマたちより1つ下の年長のメガネをかけた女の子。
38人の兄弟たち
エマ、ノーマン、レイを含む孤児院で暮らす子どもたち。
6歳~12歳の間に里親のもとへ立っていくと思っていた。
ウィリアム・ミネルヴァ
図書室に置かれた本の持ち主。
本の中にこっそりヒントを残してくれていた。
食人鬼
施設で育った子どもを人肉として回収する。
どうやらママより上の管理者ような存在のようす。
大母様(グランマ)
ママ直属の上司のようす。
ネタバレ感想
エマたちは外の情報、ドンたちはママの隠し部屋の情報を探っていく今回。
ミネルヴァが残したメッセージは本の内容と蔵書票に細工された暗号。
モールス符号を全然知らない私ですが、単語を表して暗号メッセージとして残すとは、ミネルヴァも相当頭の良い人物ですね。
この農園の秘密を知っているということはかつて脱走に成功した人物か、あるいは本部の人間か・・・ミネルヴァの素性も気になりますね!
そして暗号の中にあった「約束」・・・タイトル的に重要そうなワードが出てきました。
これが示す意味はいったい・・・
隠し部屋に入ることに成功したドンとギルダですが、そこでかつての兄弟、里子に行ったはずの兄弟たちの宝物が保管されていることに気が付きます。
信じられなかった現実が、真実が突きつけられます。
それと同時に、エマたちへの不信感も湧き上がってきたようで・・・
リトルバーニーなどが処分されていなかったのは何故なのか気になりますが、
エマたちへの不信感が出てきてしまったのもピンチでは・・・前にギルダはクローネに「エマは嘘つき」と囁かれています・・・どうなるのか・・・
更に隠し部屋にママが現れて・・・ドンとギルダは逃げられるのか・・・!