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少年ラケット 第2話 感想

少年ラケット 第2話 感想

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あらすじ

火事により、父と記憶を失った少年イチローは、引越しをした先で新しい生活を始める。
その1年半後、中学生になったイチローは記憶を失う前に知り合っていたヨルゲンと再会したことで、止まった時が動き始める・・・
彼らを繋いだのは卓球だった・・・!
卓球に青春をかけた、少年たちの物語。

登場人物

日向伊智朗/イチロー(主人公)
記憶喪失の元天才卓球少年。
1話地点の1年半前に火事により、父親を亡くし、ショックで記憶を失ってしまった。
自分が得意なことも、好きなこともわからず、悩みながら自分探しをしている。
今は親戚のおばさんの元で暮らしている。

如月ヨルゲン
イチローのライバル。
小学生の全国大会で優勝、中1以下ではベスト8に入る卓球の実力者。
1話地点の2年前、イチローとの卓球対戦で敗北。その時にイチローと交わした約束を果たすために連絡先もわからないイチローの行方を探していた。

宮原愛
イチローの同級生の女の子。
卓球部を再建した兄が居る。

ネタバレ感想

ヨルゲン視点から始まります。
この漫画はもしかしてイチローとヨルゲンの2人ともが主人公なのかもしれない・・・

あの日、イチローに卓球勝負で負け、大会に出て再戦の約束をしたことを振り返り、ヨルゲンは何だか今、目の前に居るイチローはイチローでありながら、雰囲気が違うことに気付きます。
更に野球部の格好をしていることにも違和感を持ちながらも、思いがけない再会に固まっていると、イチローは「はろー?」と声をかけてきます。
黙り込んだヨルゲンが日本語がわからないと思ったのでしょうか?
ヨルゲンは金髪碧眼の美少年です。ハーフですが、見た目からは完全に外国人ですから間違えても仕方ない・・・

そしてヨルゲンは、あの時のストラップを見せながらイチローに約束を覚えていないのかと詰め寄りますが、イチローが記憶喪失になっていることを告げられ、雰囲気が違ったことに納得しました。
しかし、卓球を忘れ、自分の名前から野球を始めたイチローに対し、「イチローのお父さんも浮かばれない」とヨルゲンはイチローに思い出すべきことがあると、次に会う約束を決めます。
イチローの名前に何か秘密があるのか・・・

イチローはヨルゲンの事が思い出せません。
どうして自分にここまでしてくれるのか・・・とイチローがヨルゲンに尋ねると

「キミと父親、そしてボクとキミを繋いだのは…卓球だよ」

と、記憶のたよりを残し、ヨルゲンは去っていきます。

昔、自分が卓球をやっていたという情報を得たイチローですが、「まだ」何もピンとこないまま・・・
記憶のたよりを聞く、見る、だけでは忘れられた記憶にはまだ響かないようす。

知るのが怖い・・・でも知りたい・・・!
翌日、ヨルゲンに指定された場所へ訪れたイチローは、ヨルゲンに導かれるまま、地下卓球場へと連れられます。
そこでヨルゲンと打ち合いをすることに・・・
「身体が覚えていれば記憶が戻ることもある」と、実際にイチローに卓球をさせて記憶を取り戻す作戦のようです。
感覚か~ブランクがあると経験者でも忘れたり鈍ることがあるけれど・・・置き去りの記憶なら・・・あるいはそのまま・・・

イチローは、今回ヨルゲンに会う前に、卓球の実技本を読んでいたようで、基本的な知識を予習しながら見よう見まねで打ちますが、なかなか打ち返しが上手くいかず・・・懐かしい感じはするようですが、記憶にまでは至らないようです。

ヨルゲンとイチローが打ち合いをしている間に、宮原さんが兄を連れて同じお店へとやってきます。
そこでイチローが卓球をしているということを教えてもらい見に行くと、何だか違和感を感じるよう。
リフティングをした時、イチローは直感的にラケットを持っていたようですが、今回は見よう見まねで持ったのが原因・・・?
ヨルゲンも同じく違和感を感じていたようで・・・

そこへ助け舟の店員くん!
この店員くんはイチローたちと同学年のようで、宮原さんに聞いた話から察し、「ペンのラケット」を卓球場に持ち込みます。
それにピンときたヨルゲンは迷わず記憶の中のイチローがかつて手にしていた「反転式」と呼ばれるラケットを差し出します。
それを持ったイチローはしっくりきたようで、構え方にも変化が。

これは感覚を取り戻したか・・・!

次回、ヨルゲンと感覚を取り戻し始めたイチローの打ち合い・・・!
イチローの記憶は戻るのか・・・!?

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