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少年ラケット 第3話 感想

少年ラケット 第3話 感想

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あらすじ

火事により、父と記憶を失った少年イチローは、引越しをした先で新しい生活を始める。
その1年半後、中学生になったイチローは記憶を失う前に知り合っていたヨルゲンと再会したことで、止まった時が動き始める・・・
彼らを繋いだのは卓球だった・・・!
卓球に青春をかけた、少年たちの物語。

登場人物

日向伊智朗/イチロー(主人公)
記憶喪失の元天才卓球少年。
1話地点の1年半前に火事により、父親を亡くし、ショックで記憶を失ってしまった。
自分が得意なことも、好きなこともわからず、悩みながら自分探しをしている。
今は親戚のおばさんの元で暮らしている。

如月ヨルゲン
イチローのライバル。
小学生の全国大会で優勝、中1以下ではベスト8に入る卓球の実力者。
1話地点の2年前、イチローとの卓球対戦で敗北。その時にイチローと交わした約束を果たすために連絡先もわからないイチローの行方を探していた。

宮原愛
イチローの同級生の女の子。
卓球部を再建した兄が居る。

卓球ショップの店員
イチローの隣のクラスの少年。
卓球での付き合いか宮原兄妹と仲が良い。

ネタバレ感想

ラケットを持ち替えたイチローは、ヨルゲンとの打ち合いを再開。
前回までの素人の見よう見まねプレーとは違い、確実にヨルゲンの球を打ち返します。
ただ打ち返すだけではなく、卓球の技術的な打ち方をするイチローに、こっそり覗いていた宮原さんやショップ店員くんも経験者の打ち方だ!と驚きます。
ツッツキ、カット、プッシュ・・・単語だけ並べると何のことかわかりませんが、これらは卓球の技・・・その解説もしっかり載せてくださっているので、なるほど!素人がテキトーに打ってできるマネじゃない・・・!

ヨルゲンは、イチローが体では覚えていたと確信し、更に昔のイチローを追い求めます。
「今度こそ入れてくれよ!!キミの中の本気スイッチを」

・・・と、あと一歩かと思ったその時、今まで覗いていた宮原さんが現れて・・・
イチローの集中力が切れてしまいます。

「もうちょっとだったのに…」
ちょっと流石にキレ気味ですねヨルゲン・・・
オジャマは恋愛漫画だけにあらず・・・

そして、時間も残りあとわずか・・・焦りを感じたヨルゲンは、イチローに昔のことを教える条件を追加します。

本気の5本勝負で1本でも取れたら教えてあげる・・・

感覚で打てるようになってきたとは言え、素人同然のイチローと、トップクラスのヨルゲン・・・
この勝負はどうなる・・・

先ほどまでとは違う本気の重いサーブ、打ち返しにカーブをかけるなど、容赦の無いプレーを行うヨルゲン。
宮原さんは今の状況をよく読めないながらも、イチローがこれに対応できると思って打っているヨルゲンに驚いていました。

あっという間に4球取ったしたヨルゲン・・・やはりダメなのかと、しかしイチローに昔の事を教えるために今ここに居るという目的があった・・・最後の1球はわざと負けるかと諦めかけたその時・・・

「悔しい…けど、楽しいっ!!」
イチローの表情が変わります。
眼は輝き、とても良い笑顔!

ヨルゲンはイチローのその顔を見て
「その表情を待っていたんだよ!」

5本目も本気!

この決着はどうなる・・・!

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