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約束のネバーランド 第32話「決行①」 感想

約束のネバーランド 第32話「決行①」 感想

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あらすじ

グレイス=フィールドハウスという孤児院で暮らすエマは、血のつながりは無いけれど、大好きな家族と幸せな毎日を過ごしていた。
しかし、彼女たちの幸せな日々は、突如終わりを告げる。
孤児院の真実を知ってしまった彼女たちの運命は・・・
子どもたちが絶望に立ち向かう、脱獄ファンタジー。

登場人物

エマ(主人公)
運動が得意で元気で家族思いな11歳の女の子。

ノーマン
頭が良く落ち着きのある11歳の男の子。

レイ
クールで物知りな11歳の男の子。

ママ(イザベラ)
孤児院の子どもたちの親代わりの女性。

ドン
エマたちより1つ下の年長の背が高い男の子。

ギルダ
エマたちより1つ下の年長のメガネをかけた女の子。

食人鬼
施設で育った子どもを人肉として回収する。
どうやらママより上の管理者ような存在のようす。

ネタバレ感想

「本当はまだ諦めてなんかないんだろ?エマ」

レイのその問いかけにエマはニヤリと笑います。

エマは、ノーマンを行かせてしまってから、苦しいのも、悲しいのも、全て押し込めて、ノーマンの「諦めないで」という願いを守っていました。
そして、ママに何も悟られないよう、じっと、何もしなかったのでした。

レイも同じく、あんなに疲れきった顔をしていたのも全て演技・・・!?

お互い、ママを騙し、脱獄の準備を進めていたのでした。

そして、2人は自分たちのこの2ヵ月で練ってきた新たな計画を共有します。

エマは、自分に監視の目が向いていることを利用して、監視が手薄な他の子どもたちに準備を進めさせていた。
もう、全て準備は整っている、明日の昼に逃げよう、と。

しかしレイは一蹴。
状況は前とは変わっている、昼に逃げるのは危険だと。
ママの目から逃れること、本部の鬼に気づかれないこと、これらを全てクリアしないと脱獄は不可能だと。

「俺はこれが一番だと思う」
そう言って、レイはオイルの山を取り出します。

夜にハウスで火事を起こし、消火に手間取るママの隙に、避難という名目で脱獄を開始する・・・
何とも大胆な発想・・・

「明日と言わず、今夜、今逃げよう」

そう言うレイに、不安そうながらも「できる」と返事をしたエマ。

しかし、その不安だった正体・・・

ママがもし、火事のハウスを放棄して、「私たち」を捕らえることを優先したら・・・
こんな、絶対に成功すると言えない計画に、計算高いレイがたどり着くはずがない・・・

「問題ない、考えてある」

「こうすればいい」

レイは躊躇なく、手に持っていたオイルを自らかぶりました。

「この日を待っていた」

「ずっと前から決めていたんだ」

待ちに待った最高級品である自分を燃やし、出荷目前でママと鬼から取り上げる報復・・・

「俺は人間だ!ザマァ見ろ!!」

食料として食べられて死ぬのではなく、人間として死ぬ・・・何年も、結末を知った上で生きてきたレイにとっては、つもりにつもってきたものが桁違いのように感じられる一言ですね。

エマは、レイを引き留めようとしますが遮られ

「俺の命もノーマンの命も無駄にするなよ」

レイが自分の命をかけて、自分たちを逃がそうとしている・・・
でも、目の前で死んでいくなんて・・・

レイは、最後に「やるよ」と、持っていた本をエマに渡しますが、なんと、そこに挿まれていたのは「兄弟姉妹全員の写真」・・・そこには、ノーマンの写真もありました。

そして、レイの誕生日を知らせる時計の鐘が鳴り響き・・・

「バイバイ、エマ」

レイは自らマッチで火を付け、撒いたオイルに引火した爆炎に包まれて・・・!

ノーマンに続いてレイまで死んでしまうの!?
それにしても、こんな結末・・・

これからエマは脱獄を成功できるのでしょうか・・・

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