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約束のネバーランド 31話「空虚」 感想

約束のネバーランド 31話「空虚」 感想

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あらすじ

グレイス=フィールドハウスという孤児院で暮らすエマは、血のつながりは無いけれど、大好きな家族と幸せな毎日を過ごしていた。
しかし、彼女たちの幸せな日々は、突如終わりを告げる。
孤児院の真実を知ってしまった彼女たちの運命は・・・
子どもたちが絶望に立ち向かう、脱獄ファンタジー。

登場人物

エマ(主人公)
運動が得意で元気で家族思いな11歳の女の子。

ノーマン
頭が良く落ち着きのある11歳の男の子。

レイ
クールで物知りな11歳の男の子。

ママ(イザベラ)
孤児院の子どもたちの親代わりの女性。

ドン
エマたちより1つ下の年長の背が高い男の子。

ギルダ
エマたちより1つ下の年長のメガネをかけた女の子。

食人鬼
施設で育った子どもを人肉として回収する。
どうやらママより上の管理者ような存在のようす。

ネタバレ感想

ノーマンを失ったエマたち…
ハウスのあちこちから消えたノーマンの形跡を追うエマ。

何も知らない弟たちは、「エマとレイの元気が無いのは、仲の良かったノーマンが居なくなって寂しいからだ」と思っているようです。
間違いでは無いと思いますが、ノーマンが里親の元へ旅立ったのではなく、自分たちのために鬼に食べられるために死んだということを知っていると・・・なんとも言えないような気持ち・・・

レイはノーマンが居なくなったことで脱獄計画から降りると、死を選ぶと言い出します。

もう、逃げることはできないという諦め。

ノーマン込みで考えていた6年越しの計画の崩壊からの疲れ。

生まれてから全てを知り、物心ついたときから常に考えてきた計画がここにきてチャラになったら、それはもう脱力してしまいますよね。

「ごめんな、エマ」

これまでに見たことのないような暗い顔で謝罪をするレイ・・・

何も答えられなかったエマ・・・

レイは諦めてしまった、ノーマン1人逃がせなかった自分が、この先みんなを逃がせるのかと、不安で押しつぶされそうになるエマ。

エマは、今までずっと、ノーマンが隣に居てくれたからここまで頑張ってこられたことを自覚します。
ノーマンはもう居ない・・・

そこへママが現れ

「生きてママを目指しなさい」

「全て諦めて楽になりなさい」

と、エマに生きる道を導こうとします。

「いやだ、それだけはできない」

ママというものがどんなものか、鬼に食べさせるための子どもたちを育て殺す、そんなものに、誰がなるものかと
何より、ノーマンと「絶対に諦めない」と約束した。

エマはママになることを拒絶します。

ママはエマを生かしたいのか殺したいのかよくわからなくなってきました・・・
もし、ハウスの秘密を知らないままでママに推薦された場合は、どうやって現実を受け入れるんでしょう・・・
鬼に食べられるか?ママになるか?のデッドオアアライブ・・・

ママを拒絶し、この先の脱獄をどうするか、考えて、考えて、考えたエマですが・・・
「なにもできない」まま、2ヶ月が過ぎてしまうのです・・・

2ヵ月経って、レイの誕生日前夜。
明日、レイは出荷される・・・そこでレイは

「本当はまだ諦めてなんかないんだろ?エマ」

なんと!なんとなんと!まだ、希望があるのか!
なにもできないことは無かった!
2ヵ月で一体何ができたの!?

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