メニュー

約束のネバーランド 第29話「潜伏②」 感想

約束のネバーランド 第29話「潜伏②」 感想

投稿者

【電子書籍版】約束のネバーランドはコチラ

あらすじ

グレイス=フィールドハウスという孤児院で暮らすエマは、血のつながりは無いけれど、大好きな家族と幸せな毎日を過ごしていた。
しかし、彼女たちの幸せな日々は、突如終わりを告げる。
孤児院の真実を知ってしまった彼女たちの運命は・・・
子どもたちが絶望に立ち向かう、脱獄ファンタジー。

登場人物

エマ(主人公)
運動が得意で元気で家族思いな11歳の女の子。

ノーマン
頭が良く落ち着きのある11歳の男の子。

レイ
クールで物知りな11歳の男の子。

ママ(イザベラ)
孤児院の子どもたちの親代わりの女性。

ドン
エマたちより1つ下の年長の背が高い男の子。

ギルダ
エマたちより1つ下の年長のメガネをかけた女の子。

食人鬼
施設で育った子どもを人肉として回収する。
どうやらママより上の管理者ような存在のようす。

ネタバレ感想

予定通り、ノーマンは、GFハウスから逃げたフリをして下見に向かいます。

ドンとギルダが作ってくれたロープを使って、GFハウスを囲む塀の上へと駆け上る。
しかし、塀に上ったノーマンはその先の光景を見て立ちすくんでしまいます・・・

GFハウスでの自由時間が終わり、ママが子どもたちを集めますが、そこにはノーマンの姿はありません。
年下の子どもたちはざわつきますが、これを首謀したエマ達は、ママは油断していたはず、この計画には気づいていない、発信器の反応を見ても、ノーマンはレイの渡した機械で発信器を壊しているはずだと、計画の成功を祈ります。

絶対見つかりっこない。

隠し通す。

そのはずだったのに・・・

ノーマンはママの元へと戻ってきてしまうのです。

「逃げるつもりはない」

そう言い放つノーマンに、どういうことなのか把握できないエマとレイは、絶句します。

ノーマンは、今夜出荷されてしまいます。
時間がもう無い・・・

ノーマンは、自分が塀を上って知った情報を共有してくれるのですが、

塀の向こうは「崖」
降りることも、渡ることもできない深く大きな崖です。

そして塀はどこまで繋がっているのか、沿って歩いてみたこと。
隣にはGFハウスと同じ光景が広がっている。
このハウスは複数ある農園の中のひとつだった。

そして、崖に囲まれたGFハウスの対岸、外へとに繋がる唯一の架け橋は、GFハウスの「本部」があるであろう場所・・・
「逃げるならここ」

最後に、レイに発信器を壊す機械を未使用のまま返します。

「最初から戻るつもりだった」ノーマンは、自分が消えることで、脱獄のリスクが上がること、エマやレイが危険になることを理解していた。
だから、2人を死なせないためにこの選択を決意した・・・

「今までありがとう

二人のおかげでいい人生だった」

そう言って、ノーマンは2人を抱きしめ、この場所から去っていくのでした。

「みんなで逃げよう」と言ったエマの理想がここで終わってしまうのか・・・
最後に抱きしめて感謝を伝えるノーマンに涙が出てしまいました。

お互いがお互いを想うがゆえに、どこかですれ違ってしまう・・・しょっぱいです。

約束のネバーランドを今スグ読む

【電子書籍版】約束のネバーランドはコチラ
【電子書籍版】約束のネバーランドはコチラ

投稿者

この記事を書いた人



カテゴリー

約束のネバーランド