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【2022年版更新】初心者におすすめのペンタブレット(ペンタブ)はこれ!選び方のポイントや比較を一挙紹介します。

こんにちは咲花りんです(*^_^*)今日は、ペンタブレット(ペンタブ)のえらびかたについて語ります!
洗いざらい書いてるので、自分への購入のほかにも、お子さんへのプレゼントを買う際なんかにお役に立てれば幸いです。

板タブレットと液晶タブレット
ペンタブレット(ペンタブ)の選び方
メーカーごとの特徴
使うメリットは?
仕組み
必要なもの・環境
消耗品について
ペイントソフト(お絵かきソフト)の選び方
ワコムと他のメーカー、どちらを選ぶべき?
2022年Amazon売上ランキングより抜粋

板タブレットと液晶タブレット

ペンタブには、板タブレットと液晶タブレットとよばれる種類があります。

板タブレットとは

板状のペンタブレットのことで、板の上にペンを走らせることで画面上に描画することができるペンタブレットです。後に出てくる液晶タブレットよりも先に発展したので、「ペンタブ」と言えば板タブレットを指すことが多いです。
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液晶タブレットとは

液晶画面に直接描画することができるペンタブレットです。板タブよりも直接紙に描く感覚で作業ができるので使いやすいですが、板タブよりもかなり高価です。
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ペンタブレット(ペンタブ)の選び方

サイズの選び方

ペンタブレット(ペンタブ)は、色んなサイズのものが売られています。
選び方としては、自分が使っているPCのモニターサイズがひとつの目安となります。

最適なペンタブレット(ペンタブ)レットのサイズを知るには、使っているモニターサイズがポイントになります。
モニターサイズに対して小さなタブレットを選んでしまうと、タブレット上でちょっとの線を引くだけで、画面上で大きく表示されてしまいます。逆に小さなモニターに大きなタブレットだと移動距離が大きくなります。
ペンタブレット(ペンタブ)レットのサイズは、モニターサイズに合わせて選ぶのがベストです
ペンタブレット(ペンタブ)レットのサイズ選び |ワコムタブレットサイト|Wacom

ワコムでの推奨サイズは以下のとおりです。(※ワコムIntuos基準)
ディスプレイ:15インチ以下→Small(320.1×207.8×11.5mm)
ディスプレイ:15~24インチ以下→Medium(379.9×251.3×11.5mm)
ディスプレイ:24インチ以上→Large(487.1×317.7x12mm)

読取可能範囲について

主に大きなタブレットの場合に重宝する機能です。
大きなストロークでイラストを描きたいときはそのままのサイズで使用すればよいですが、作業によっては画面の端から端までの距離が遠く感じてしまったりします。
そんなときに、読み取り可能範囲を調整して、少ない手の動きで端までいけるようにできます。

サイズによる所感

モニターサイズと合っていないペンタブレット(ペンタブ)を使うことはおすすめしません。
ペンタブレット(ペンタブ)が反応する枠をディスプレイの枠が対応しているので、サイズが違いすぎると思ったよりもカーソルが遠くへ動かなかったり、
逆に少しの動作でカーソルが動いてしまったりと、上手く行きません。

私は、長年ディスプレイに対して小さすぎるペンタブレット(ペンタブ)を使っていたのですが、ペンタブレット(ペンタブ)なんてこんなもんだと思っていたのですが、
買い替えできちんとディスプレイサイズのものを選んだら描き味の違いに驚きました。
ちょっとお試しで・・・というには高い買い物ですが、一度買ってしまうとなかなか買い替えに至らないと思うので最初はがんばってきちんと合ったものを買ったほうがいいです。

筆圧感知レベル

ペンタブレット(ペンタブ)には、筆圧を感知して線の強弱をつけられる機能があります。
この機能は、選ぶペンタブレット(ペンタブ)によって精度がまちまちなので、よく検討した方がいいポイントです。
もちろん精度が良いものほど描きやすいです。

スペックの見方としては、数字が高ければ高いほど良いと覚えておいてください。
個人的な目安になりますが、おおよそ1024くらいあれば問題なく描けるかと思います。
2048になるととっても快適です。

タッチパネル機能

タブレット上を、スマホのように指で操作することが出来る機能です。

Intuosシリーズでは、Intuos Drawのみタッチ機能がなく、ほかのシリーズには付いています。

ペンタブレット(ペンタブ)は信頼性と価格のバランスを考えて選ぼう

ペンタブレット(ペンタブ)は、購入して終わりというわけではなく、ペン先は消耗品ですし(替芯を買い替える)、購入後にネットを使用してドライバーをインストールしたり、設定時の不具合の際には問い合せをしたりする機会が多いのが特徴です。
日本製よりも安い海外メーカーもありますが、購入後のサポートを考えると日本製を選ぶのが無難かなぁと思います。

無料でソフトが付いてくるペンタブレット(ペンタブ)もあるので要チェックです

製品名 付属ソフト
Intuos Draw ArtRage Lite
Intuos Art Corel Painter Essentials 5(64bit)
ntuos Comic CLIP STUDIO PAINT PRO(2年ライセンス)
Intuos Photo ・Corel PaintShop Pro X8 (Win)
・Macphun Pro package (Mac)
・Corel AfterShot Pro 2 (Win、Mac)
Intuos 3D ZBrushCoreR
(64bit)

メーカーごとの特徴

wacom(ワコム)

プロも使っていることの多い日本メーカーです。
1万以下の安いものでも、良いスペックを保っているのでWacomを選んでおけば間違いはないでしょう。
また、電池なしでコードレスのペンはWacomの特許だそうで、電池でペンが重くなることがありません。こういったちょっとした工夫が細部にほどこされているのが特徴です。
Intuos Drawという種類のペンタブレット(ペンタブ)が初心者にはおすすめです(*^^*)
故障ら、原因によってはワコムで修理してもらえます。

Huion(フイオン)

中国メーカーで、Wacomと比べると安いです。
Wacomに慣れていると、ペン先が沈み込むのが気になる人が多いようです。
ドライバの更新がやや遅いという点で悩まれる方もいるそうで…ここは対応を待つしかなさそうですね。
日本へのサポートはないので、故障やトラブルは自己責任になるので注意。

XP-PEN

Huion(フイオン)と並ぶ中国のメーカー。価格も並んで、安いです。
日本語の問い合せが可能なので、サポート面ではHuionより軍配があがりますかね。
描き味にこだわらなければおすすめという方が多いです。

Ugee(ユージー)

中国メーカー。公式サイトに日本語がありませんので、サポートが不安です。
英語があるので頑張れないこともないですが、完全に安心はできません。
というのも、

Princeton(プリンストン)

Wacom同様日本メーカーです。
ただしそもそも描画目的というよりは、プレゼン資料作成等を目的としているため、クリエイター向けというわけではありません。
Wacomよりもお安いですが、絵を描く目的だったら検討が必要です。

使うメリットは?

ペンタブレット(ペンタブ)を使うメリットは、たくさんありますが、最大のメリットとしては、線の描きやすさです。
マウスでも熟練すればきれいな線が引けるかと思いますが、至難の技です。
デジタルで絵やまんがを描くのであれば必須のツールです。

参考の画像です。
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また、絵を描く意外でも、もちろん使用できますので、手首に負担をかけたくない方にもおすすめです。

ペンタブレット(ペンタブ)の仕組み・ペンタブレット(ペンタブ)で出来ること

ペンタブレット(ペンタブ)は、板状のタブレットと、ペン型の入力機がセットになっています。
タブレットとペンの間をつなぐ技術は日々進化し続けていますが、歴史の一部をご紹介します。

まず、1987年に電磁誘導式で始まったシステム(「SDシリーズ」と呼称)ですが、1995年に信号処理の方法をデジタルに変更した「UDシリーズ」が開発されます。これが1998年のIntuosから新たに「GD」という方式を採用しているのです。
ペンのアナログな動きをデジタル変換する際にはストロークの位置を検出しなければなりませんが、その際にタブレット側のセンサーが信号の送受信を繰り返します。この送受信の回数がより多くなればなるほど位置は正確に検出できます。1秒間に何回信号の送受信を行えるかを「スキャンレート」と呼び、これをワコムでは「読取速度」とスペックシートに記載しています。単位は「pps」で「ポイント・パー・セカンド(秒)」の略です。
「GD」はスキャンレートがそれまでの機種よりも向上しており、現在では「130pps」が一般的な機種ですが、プロユースの『Intuos Pro』シリーズの最新機では「200pps」と、そのスキャンレートは約1.5倍となっています。ちなみにプロ用の『Intuos』は現在の最新モデルですでに6世代を重ねています。ワコムの「ペンタブレット(ペンタブ)」は、細かなノウハウの塊だった──過去30年の開発史を振り返る - Engadget

とても一言では語れないほどの技術がつまっています。
ペンタブレット(ペンタブ)でなめらかな線が引けるのは、開発者の方々のおかげですね(*^^*)

必要なもの・環境

パソコン

前提として、ペンタブレット(ペンタブ)をパソコンで使うには、ドライバというものが必須です。ペンタブレット(ペンタブ)を購入した時に、ディスクとして付属しているか、ネット上(ペンタブレット(ペンタブ)メーカーのサイト)でダウンロードします。
その際、ドライバが対応しているパソコンじゃないといけないので注意が必要です。

ペンタブレット(ペンタブ)メーカーのサイトに、各ペンタブレット(ペンタブ)の対応OSが表記されているので、購入前に確認してください。

例えば、ワコムのサイトでは、ペンタブレット(ペンタブ)の機種を選ぶと自動的に対応OSが表示されます。
?ワコム製品 OS 対応状況

ソフト

ペンタブレット(ペンタブ)の性能が発揮できるソフトを紹介します。

photoshop

デザイン、イラスト業界では無くてはならないソフトです。
多くのプロが使用しているソフトですが、全くのデジタル初心者の場合は後に紹介するCLIPSTUDIOの方が使いやすいかと思います。

CLIPSTUDIO

イラストやまんがを描く機能が充実した描画ソフトです。
ソフト内にデッザン人形のような3Dモデルがあったり、ユーザーが自由にフリー素材を配布・使用することができたりと、
初心者に優しいツールがたくさんつまっています。絵に自信がなくても3Dモデルをトレースすればある程度のクオリティの絵が作成できちゃいますので、
個人的にイチオシのソフトです。

SAI

上のphotoshopやCLIPSTUDIOよりもシンプルなので分かりやすいです。
使い込んでいくうちに物足りなく感じるかもしれませんが、はじめてデジタルイラストを描く場合には良いと思います。
線を綺麗に引く機能があり、ペンタブレット(ペンタブ)に慣れていなくてもなめらかな線を引くことが可能です。

ネット界隈で、他の人がどんな環境でペンタブレット(ペンタブ)を使っているのか調べるとけっこう面白いです(^-^)
中には机ナシで寝転がって描く派の人もいます。

机は、ペンタブレット(ペンタブ)を買う前から使用しているものを使う人がほとんどかと思いますが、もしこれから新調しようとしているなら、まずはペンタブレット(ペンタブ)とキーボード、ディスプレイの配置を考えてみましょう。
人によって、キーボードとペンタブレット(ペンタブ)を横に並べるほうが描きやすい人と、縦に並べるほうがよい人など違いがあると思います。
もし横に並べるほうがいいなら、奥行きがいらない代わりに長さが必要だったりしますよね。

消耗品について

替え芯

ペン先についている、芯は描いているうちに削れてきます。目に見えてどんどん削れるわけではないですが、描き味が悪くなってきたら交換しないといけません。
替え芯は、電気屋さんかネットで買えます。

ペイントソフト(お絵かきソフト)の選び方

前提として、描画ソフトはペンタブレット(ペンタブ)の性能に関わっています。
ですので、安いペンタブレット(ペンタブ)でも高性能な描画ソフトを使用すればペンタブレット(ペンタブ)のもちうる限界の性能を引き出すことができます。

ソフトによって覚えることが様々なので、有料ソフトを選ぶならば長く使えるソフトを選ぶのがいいと思います。
個人的におすすめなのは、CLIP STUDIOかphotoshopです。まんがを描くならCLIP STUDIOが断然おすすめです。
そういった意味では、最初はフリーソフトのSAIやPIXIAで良いと思いますが、なるべく早く卒業してCLIP STUDIOやphotoshopに慣れるのが手っ取り早く上達できるコツかなぁと思います。

ワコムと他のメーカー、どちらを選ぶべき?

海外メーカーの中には”激安!”な商品があったりして、初めてだから安いのでいいやという考え方がありますが、個人的には価格だけで購入することは初心者の方へは特におすすめしません。
なぜなら、初めてだからこそ初っ端でつまづいてしまうとペンタブレット(ペンタブ)で描くのが嫌になってしまうからです。しかも、一度購入するとかえって買い替えるのは損だと思ってしまい、なかなか次へといけないため、描きにくいペンタブレット(ペンタブ)で思ったような絵が描けないまま月日が流れていくことになりかねません…というか私がそうでした(´Д⊂

それなら最初からある程度描きやすさが保証されている製品を買って、長く使う方が断然コスパがいいです。

ですので、初心者といえど安すぎず、ほどよいお値段で描き味のいいWacomのIntuosシリーズを買っとくと後々後悔は少ないんじゃないかな~という結論に至りました。

もちろん個人個人で大事にしているポイントは違うと思うので、何を重視するかを考えて選んでみてくださいね(*^_^*)

2022年Amazon売上ランキングより抜粋

ワコム ペンタブ One by Wacom Medium

読取可能範囲:8.5 x 5.3インチ
おすすめポイント:ペンとタブレットだけのシンプルな構造になっているので、初心者の方にも使いやすいです!
こんな人におすすめ:初めてペンタブを使う人。シンプルな形が好みの方。

公式サイト

XP-PEN ペンタブレット Deco01 V2

読取可能範囲:10 x 6.25インチ
おすすめポイント:ペンの傾きを検知し、より自然な筆使いを再現すること、陰影を簡単に表現することが可能です。
ibis Paint X、 FlipaClip、 Medibang、 Autodesk Sketchbook、 Zenbrush、 Artrageなどのアプリケーションに対応。
こんな人におすすめ:絵を描く頻度が多い人。使い心地が良い方が描くのが楽しいため、元々絵を描くのが好きな初心者にもおすすめです。

公式サイト

Wacom Cintiq

読取可能範囲:344 x 194 mm(Wacom Cintiq 16

読取可能範囲:476 x 268 mm(Wacom Cintiq 22)
おすすめポイント:こちらは液タブです。紙のような描き心地が売りです。
こんな人におすすめ:液晶ペンタブレットで初めて制作してみたい方に。
公式サイト

XPPen 液タブ Artist 12

読取可能範囲:256 x 144mm
おすすめポイント:持ち運びがしやすいデザイン。ペンを保護するハードケース付き。
こんな人におすすめ:出先で使用することが多い方。
公式サイト

Wacom One 13

スペック:294 x 166 mm
おすすめポイント:紙に書いているようなほどよい摩擦のある描き心地。ダウンロードソフトウェア付きだからすぐに使用可能。
こんな人におすすめ:写真や動画の編集用やメモを取るために使用することを想定しているようです。
公式サイト

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