どうもこんにちは(^o^)お絵かきソフトには大概ついてるレイヤーですが、CLIPSTUDIOのレイヤーの合成モードをご紹介します。
「合成モード」の種類
もくじ(押すと該当の見出しに飛びます)
通常
比較(暗)
乗算
焼き込みカラー
焼き込み(リニア)
減算
比較(明)
スクリーン
覆い焼き、覆い焼き(発光)、加算、加算(発光)
オーバーレイ、ソフトライト、ハードライト
差の絶対値
合成モードは、ここ↓で変えられます。
ではひとつずつ見ていきましょ~(^◇^)
通常
線画を描いたレイヤーの上に、新しくレイヤー(通常モード)を作って塗ってみると・・・
下の色を透けさせず塗り重ねたいときはこれでOKですが、
手っ取り早く線画が見えるようにしたいときは、乗算モードにすれば見えます。
しかし、線の色によっては不都合があるのでこちら→乗算(ページ内リンク)をごらんください。
比較(暗)
比較(暗)モードは、より暗い色を優先させて描画します。
比較(暗)モードにすると
点々の色よりも暗い色のところは塗れず、点々の色より薄い色のところは塗られました。
乗算
乗算モードは、重ねる色を掛け合わせた濃さの色を描画します。
一見線画部分には影響がないように見えますが、混色されています。
わかりやすく線画部分を薄くしてスポイトで色を取り出してみました。
線画が濃いほど分かりにくいですが、濃淡のある線画の際に意図せず線画の色が変わってしまうことに気をつけましょう(´・ω・`)
線画の色を残したい方は、線画抽出で背景を透明にする方法をおすすめします。(下の記事内の「線画抽出」参照)
焼き込みカラー
「焼き込み」という表現の由来は、写真を濃く現像したいときにより長時間光を当てることを焼き込みと言うことから来ました。
アナログの世界では「~秒焼き込む」てな具合で表します。
レイヤーとしての焼き込みカラーモードは、コントラストを強くし、重ねる色を反映させます。
重ねる色によってこんなふうに変わります
焼き込み(リニア)
焼き込み(リニア)は、元の色の明るさを下げた上で、色を重ねます。
ただ色を重ねる「乗算」よりも暗くなります。
焼き込みカラーと焼き込みリニアは名前は似ていますが全く異なる効果が出ますね。
ちなみに、乗算だとこんなかんじ↓ 焼き込み(リニア)の方が暗いですね。
減算
重ねる色の差を計算(減算)して重ねます。
少しズレは生じるのですが、おおよその目安にしてもらえればと思います。
(255,255,255)-(255,80,80)=(0,175,175)
目安にしてください(^O^)
比較(明)
重なり合っているレイヤーの色のうち、明るい方を選んで表します。
これを利用した面白い効果を紹介しますね。
色んな模様で試してみてください(^O^)
スクリーン
スクリーンは、重なるほど白くなっていきます。
乗算と逆の効果です。
覆い焼き、加算
重ねた色を明るくする効果のあるレイヤーです。
似たような効果なのでまとめてご紹介します。
選択画面で見るとこちらの箇所です↓
これは実際に選択してみて、いい頃合いのレイヤーを選ぶのが一番いいと思います。
参考↓(._.)
■覆い焼きカラー
■覆い焼きカラー(発光)
■加算
■加算(発光)
オーバーレイ
重ねた部分が、明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くなります。
ソフトライトは、オーバーレイよりもコントラストが弱く効果が出ます。
逆にハードライトは、オーバーレイよりもコントラストが強く効果が出ます。
ざっくりと陰をぬるときに重宝します。
手軽に陰がぬれましたね!
ソフトライトの場合(オーバーレイよりもコントラスト弱)
ハードライトの場合(オーバーレイよりもコントラスト強)
差の絶対値
上下のレイヤーの色の差を数値化し、色に変換した効果になります。
反転とまではいかずとも印象的には似ているかもしれません。