まんが家志望の方を応援するこのブログですが、こちらへ訪問されてる人の中には
そもそもどうやって描けばいいのか分からないという人も少なくないハズ(^.^)
そこで、今回はまんが家を目指すセンパイに突撃インタビューしちゃいます!
まんがについて質問!
今回お話を伺うのは、まんが専門学校を卒業された曽田照夫さんです。
テンポのいいまんがが得意で、ユニークな発想の持ち主な曽田さん…どうやったらそんなストーリーを紡げるのか?(*・∀・)
どうもご足労いただきありがとうございます
ここまで数秒の距離ですけどね~
さっそくですが色々聞いちゃいますよ!
はい(・ω・)
まんがとの出会いについて
曽田さんは、小さいころ何を読んでましたか?
マンガとの接点で最も古い記憶は、幼稚園の頃に読んだ『ちゃお(少女漫画誌)』です
おお、早いですね
当時はセリフがほとんど読めないため、母親に読み聞かせてもらっていました
なるほど~絵本の読み聞かせのようですね!ほほえましいなぁ(*´Д`)
まんがを描くきっかけはどんな感じだったんですか?
通信教育の努力賞で画材を取り寄せたのがきっかけですね。小学3年生の頃です
幼少期からまんがを描く片鱗のようなものはあったんですか?
元々落描きをするのが好きでした。
『おえかきせんせい(磁石で描くしくみのお絵かきボード)』をよく使っていました
おえかきせんせい私も持ってました!懐かしい~
まんがのストーリーについて
何か描きたいと思っても何を描こう?って止まりがちなんですけど、
曽田さんはどういった所からネタを生み出してるんですか?
知らない人が多くいる公共の場所で「この人を主人公にしたらどうなるだろう?」と考えるとネタが膨らみます
例えばこの間街中で見かけたオバチャン同士のやりとりなんですが、一人のオバチャンが珍しく口紅を塗っていたらしく…
ふむふむ
「あんたどうしたん口紅塗って~どこ行くん?」
っていうノリでいじられてたんですけど、たまに塗った口紅をいじられるオバチャンから、乙女心を想像したりなんかして。
ニッチな場面ですね~。確かにこういうシーンは頭で考えるより見かけるものですね!
そういうのって何か生まれそうじゃないですか?
オバチャン×乙女心という掛け合わせがいいですね!確かにネタになりますね~
あと、どんな映画でも観ると何かしらの影響を受けます
構想はどんなふうに練っていますか?
思いついた事からコピー紙に書き出します。上から加筆修正します。
最初はそのへんの紙から生まれるんですねぇ…
人によってはノートを使っていたりしますね。専門学校では、マ●●ブックというのが指定でした
お(・∀・)何か特別なノートなんですか?
ノートというかクロッキー帳なんですが、卒業生は皆知ってるものって感じですね
これになんでも書き込んでました
ほほう…マ●ダブックは卒業生の心に息づいてるんですね
懐かしいですね(^.^)各々描きやすい紙に描けばいいですよ
プロットとネームはどういう風に書いてますか?
プロットはPCのメモ帳ソフトにほぼセリフのみで書いています。
ネームはコピー用紙に、コマ比率とアングルがわかる程度に描いてますね
作画について
何か作画でこだわっていることなどはありますか?
カメラワークは「これが良い」と思うものにしないと雰囲気が変わってしまうので、作画が崩れてもそっちを優先するようにしています。
キャラクターについて
自分の中で動かしやすいキャラクターって居ますか?
個性が強くて単純なオタクキャラやナルシストキャラが動かしやすいです
確かに属性を聞いてパッとどんな感じか思い浮かべやすい気がします
逆に、内心がわかりにくい影のあるキャラは動かしにくいですね
作者自信が把握できていないと動かせないですよね
さいごに
今日はありがとうございました!最後に何か一言どうぞ(・∀・)
年齢制限があると言われるマンガ業界ですが
結局人生は長いので何らかの形でマイペースに描いていければと思います。