あらすじ
グレイス=フィールドハウスという孤児院で暮らすエマは、血のつながりは無いけれど、大好きな家族と幸せな毎日を過ごしていた。
しかし、彼女たちの幸せな日々は、突如終わりを告げる。
孤児院の真実を知ってしまった彼女たちの運命は・・・
登場人物
エマ(主人公)
運動が得意で元気で家族思いな11歳の女の子。
ノーマン
頭が良く落ち着きのある11歳の男の子。
レイ
クールで物知りな11歳の男の子。
ママ
孤児院の子どもたちの親代わりの女性。
38人の兄弟たち
エマ、ノーマン、レイを含む孤児院で暮らす子どもたち。
6歳~12歳の間に里親のもとへ立っていくと思っていた。
食人鬼
施設で育った子どもを人肉として回収する。
どうやらママより上の管理者ような存在のようす。
ネタバレ感想
ママは敵だと認識するノーマンとエマ。
今回は自分たちの状況や価値、ママの目をどう欺いて逃げ出すかを考えることがポイントのお話です。
ノーマンは、コニーが死んだ日に聞いた鬼たちの言葉を思い出しながら整理します。
高級品、人肉として出荷された年齢、勉強の成績・・・
そして鬼たちが欲しているものは自分たちの「脳」であるとノーマンは確信します。
あの異様な勉強は、より脳を発達させる、成長させる、頭を良くする(脳を美味しくする)ための手段だったということでしょうか・・・
そしてママからの探りも進んでいきます。
もうママの顔がひたすら怖い。
まだハウスの秘密を知った子どもが居るということしかママは知らないのではないかというノーマンの推理通り、ママは誰が秘密を知ったのかを探るように、ちょっとした問いかけをしてきます
。
これが本当にさりげない「顔色がよくない」「元気がなかったみたいだけど」などの言葉だけなのですが、ママの顔が怖くてしかたがありません・・・
負けじとエマもコニーの話題で反応を伺おうとしますが、ママは平然としています。
そこに怖気づき、表情がこわばりかけたエマがバレてしまうかという所に
久々のレイの登場!
間一髪という所で助けられたと思いきや、ノーマンと合流したエマにママがダメ押しの一声・・・
「あなた達二人昨日門へ行った?」
ひええ・・・
ここはノーマンのスマートな対応でエマも切り抜けられましたが、ママが秘密を知った人数までは把握していることがわかりました。
ママ恐るべし・・・
3話の最後ではママも生き残ろうとしている発言があります。
逃したら大人も食べられてしまうということでしょうか・・・
ネバーランドということで、大人と子どもの関係も気になってきました。
今後の展開も期待です!