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少年ラケット 第4話 感想

少年ラケット 第4話 感想

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あらすじ

火事により、父と記憶を失った少年イチローは、引越しをした先で新しい生活を始める。
その1年半後、中学生になったイチローは記憶を失う前に知り合っていたヨルゲンと再会したことで、止まった時が動き始める・・・
彼らを繋いだのは卓球だった・・・!
卓球に青春をかけた、少年たちの物語。

登場人物

日向伊智朗/イチロー(主人公)
記憶喪失の元天才卓球少年。
1話地点の1年半前に火事により、父親を亡くし、ショックで記憶を失ってしまった。
自分が得意なことも、好きなこともわからず、悩みながら自分探しをしている。
今は親戚のおばさんの元で暮らしている。

如月ヨルゲン
イチローのライバル。
小学生の全国大会で優勝、中1以下ではベスト8に入る卓球の実力者。
1話地点の2年前、イチローとの卓球対戦で敗北。その時にイチローと交わした約束を果たすために連絡先もわからないイチローの行方を探していた。

宮原愛
イチローの同級生の女の子。
卓球部を再建した兄が居る。

宮原兄
卓球部を再建した人。

卓球ショップの店員
イチローの隣のクラスの少年。
卓球での付き合いか宮原兄妹と仲が良い。

ネタバレ感想

イチローの昔の記憶の手がかりを賭けたヨルゲンとの5本勝負の最終局面!
本気のヨルゲンと感覚ながらも本気スイッチの入ったイチロー。
2人の決着は・・・!

序盤から激しい打ち合いが続きます。
イチローもヨルゲンも楽しそう・・・!

そして、打ち合いの結果、過去の2人の試合と同じ場面が・・・
高く打ち上がったイチローの球、それを力いっぱい打ち込むヨルゲン・・・
イチローは、体勢を立て直せない・・・と思われたその時!

あの時と同じカウンター攻撃!
あの体勢から立て直せるなんて・・・!
漫画だからわかりにくいかも知れませんが、卓球の球ってものすごいスピードで打たれますよね・・・それに対応する動きができるのは相当な瞬発力ですね!

このカウンターで1本勝ち取ったイチローは無邪気に大喜び!
楽しさで賭けのことなんて忘れてしまっていたのかも知れませんね(笑)

ヨルゲンは約束通り、昔のイチローの事を話してくれました。
約束のストラップのこと・・・この話を詳しく聞いてもイチローはいまいち思い出せていないようでしたが、また卓球をやるべきだ、ということを理解できたようで、ヨルゲンもホッとしたようす。

そして、卓球を選ばないことで「お父さんが浮かばれない」というイチローの名前の秘密は・・・
イチローの名前の由来が卓球界の偉人「荻村伊智朗」選手の名前からだったということ・・・!
荻村伊智朗選手は実在した卓球選手で日本で多くの偉業を成したかただそうです。

火事で記憶もなくし、父の思い出も何も遺してもらえなかったと思っていたイチローに、遺してもらっていたものがあった・・・!
希望が見えてきたイチローに、ヨルゲンは改めて「約束」をすることに。
「大会でキミがボクに勝てたら、ストラップを返してあげる」
ん?もともとは、イチローが「ボクに勝てたら返してくれていい」と言っていた約束が逆に・・・
ヨルゲンにとって「敗北の証」だった、イチローにとって「記憶の手がかり」になった・・・でも、2人をつなぐ「友だちのしるし」・・・!
状況が変わったから相応の条件で約束をする・・・なかなか面白い考えだな・・・

そして、次の大会までにブランクを埋めて再戦すると決めたイチロー・・・
2人は、約束を果たせるのか・・・!

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