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はんだくん 第1話「半田くんと女の友情」 感想

はんだくん 第1話「半田くんと女の友情」 感想

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あらすじ

高校生であり天才書道家の半田清はそのクールで人を寄せ付けない佇まいから全校生徒に慕われ崇められている「学園のカリスマ」なのだが、当の本人は「学校での嫌われ者」だと思いこんでいた!
思い込みが激しく、ふさぎ込みがちな半田くんと、周囲の人たちの勘違いは続いていく。
自己完結で成立しちゃう勘違い青春コメディ。

登場人物

半田 清(はんだ せい)
高校2年生の若き書道家。
ネガティブ思考とふさぎ込みをこじらせており、周りの声がまったく聞こえておらず、周りの人が自分のことを好いていることに気づけていない。
しかし、やることなすことが何故かプラスに働いてしまう(当の本人はマイナスに捉えている)。

ネタバレ感想

周囲の人たちが半田くんの行動を何でも良い方に解釈してくれるのが勢いがあって面白いです!
半田くんの話し方が偉そうで言葉足らずな悪いところも、都合よく受け止めてくれます。

逆に、半田くんは自分を「嫌われ者」と思い込んでいることから被害妄想をしたり、都合悪く解釈をするので、なかなかクラスメイトとの距離も縮まりません…
読者視点では双方の考えが見えるので、「うわー!そう来たか~!」と互いが起こす行動をどう解釈が楽しみになります!

第1話では、そんなはんだくんの下駄箱に手紙が入っていたことから始まります。
中身はラブレターなのですが、呪いの手紙と一瞬で勘違いするぐらい「昔はたくさん届いていた」って、どれだけチェンメ被害に・・・
そして呪いの手紙以外の可能性を考えた半田くん・・・ラブレターだと気づくかと思いきや「果たし状」だと今度は思いつき!?

もう封を開けてくれ・・・!開けずに推測だけで行動するんじゃない・・・!

しかしこの封筒、縦型封筒でよくあるハートシールも無いから気づかなくても当然・・・なのか?周りの男子は気づいているみたいだけど・・・

そして開けずに捨てる半田くん~!
確かに見なかったことにすることが最善なこともある・・・でもとりあえず開けよう?

捨てたところを差出人の麻衣子ちゃんとその友だちジュリちゃんに目撃された半田くんは、結局直接呼び出しを食らうハメに・・・

麻衣子ちゃんからの果たし状(ラブレター)の呼び出しをどうにかかわすために、授業も手に付かないほど考え込む半田くん・・・先生に注意されようと、指されようと、筆を離さない半田くん・・・これはもう問題児の域では・・・
そしてこの行動も生徒には評価されるもよう・・・

半田くんは麻衣子ちゃんに放課後ではなく昼休みに会って話をしようと手紙を書き、ジュリちゃんから渡してもらおうとしますが、なんとも言葉足らず・・・!
麻衣子ちゃん宛の手紙なのに「読むように」しか言わない、「ひとりで読め」としか外に書いていないってこれジュリちゃん自分宛てだと思っちゃうでしょうが~!

そして書道家からの手紙には達筆で内容が書かれていて、読者である私にも・・・よ、読めねえ・・・
「事の始まりは」の「始まり」を「好き」と見間違えるジュリちゃんは半田くんからラブレターを貰ってしまったと勘違いをして、友情を取るか、自分を取るかで悩み始めます。

ジュリちゃんとツインテールがお揃いの女友達でラブレターの差出人である麻衣子ちゃん、可愛いけど女子を敵に回しかねない発言が目立つ・・・

「私よりかわいい娘といて引き立て役にされるの嫌なんだもん」
って自分よりかわいくない娘としか友だちになりたくないってか~!
女子コエ~…と思いましたが、それを口に出して本人の目の前で言えるあたりが何というか大物臭がすごいな麻衣子ちゃん・・・
そして麻衣子ちゃんの本性を知ったジュリちゃんは、「こいつには半田くんは渡せない」と全力で麻衣子ちゃんの邪魔をすることに・・・

当然、手紙の内容を正確に読んでもらえなかった半田くんは昼休みは待ちぼうけ・・・結局放課後の呼び出しに応じざるを得ない事になり、覚悟を決め、放課後の呼び出し場所へと赴きます・・・

半田くん中心の漫画ですが、周りのキャラクターもクセが強すぎて、一回きりのキャラにはならなさそう・・・
特に何か色々デカイ女の子ジュリちゃんとか・・・

内容はワイド4コマで進んでいくのでテンポがとても良くて読みやすいですよ♪

「はんだくん」は、ヨシノサツキ先生の「ばらかもん」のスピンオフ漫画ですが、「ばらかもん」を読んでいなくても楽しめます!

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