どうもこんにちは咲花りんです(ﾟ∀ﾟ)
最近暑くなってきましたね～。バケツで水浴びしたいくらいです。
ってことで、今日のテーマはクリスタの塗りつぶしツール（バケツツール）です！
CLIPSTUDIOの塗りつぶしツールはただ塗るだけじゃなく、細かい設定ができてしまいます。
もくじ（押すと項目へ飛びます★）
・参照レイヤーを変更する
・隣接ピクセルをたどる
・隙間閉じ
・色の誤差
・領域拡張
・複数参照
・ベクターの中心線で塗り止まる
・アンチエイリアス
参照レイヤーを変更する
［ウィンドウ］－［サブツール］、［ウィンドウ］－［ツールプロパティ］で設定画面を出します。
例えば以下の様なケースを見てみましょう。
サブツールの設定は「編集レイヤーのみ参照」となっています。
線画レイヤーと色塗りのレイヤーが別のレイヤーになっています。
そのまま「バケツ」と名付けたレイヤーに、塗りつぶしツールで塗ると、このようにはみ出てしまいました。
なぜならば、色を流したレイヤーには線画が描かれていないので、どこまでも色が漏れてしまったのです。
そこでサブツール設定の「編集レイヤーのみ参照」を「他レイヤーを参照」にします。
こうすれば、他のレイヤーに書かれた線画を認識してくれるのできちんと、囲われた線まで色を流すことができました。
隣接ピクセルをたどる
クリックした位置の色と隣の色が違うところまで塗る…という意味です。
直訳的に捉えると混乱しますが（私だけ？）、つまりは別の色に囲われたところを塗りつぶすってことです(；・∀・)
ここがうっかりoffになってると「塗りつぶしツールがはみ出すようになったよ～」って困ったりします。
「隣接ピクセルをたどる」ON
「隣接ピクセルをたどる」OFF
隙間閉じ
こういうふうにちょっと線が切れているとき
こちらをいじるとはみ出ないように出来ます。
onにして、隙間が大きいほど数値を大きくします。
はみ出ず塗れました
色の誤差
ここにグラデーションの猫がおるとするじゃろ？
白い部分を塗りつぶしたいとき、グラデーションなので
どのへんの白さのところまで塗りつぶそうかなと思いますよね。
そういった場合に、設定します。
「色の誤差」とは、どの程度まで同じ色（クリックした部分を同じ色）とみなすかを示す数値です。
「色の誤差」の数値が0のとき。→白の部分をクリックしたら、全く同じ白色のところだけを塗りつぶします。
数値を変えて調度良い位置を見つけてください。
↓水色っぽいところも白と同色とみなす感じの数値
領域拡張
塗りつぶしの広がり具合を変えることができます。
数値が低いとき
数値を高くしました
数値をもっと高くしました
複数参照
■すべてのレイヤー
ちょっと見づらいですが、線が複数のレイヤーに分かれています。
複数参照をonにし、「すべてのレイヤー」を選んだ場合、すべての線画を認識し、このような塗りつぶしになりました。
■参照レイヤー
レイヤーを、複数選択（Ctrlを押しながらクリックして選択）し、参照レイヤーに設定ボタンを押します。
猫の線画と、「ふわふわ」（花みたいなやつ）のレイヤーを選びました。
そして「バケツ」レイヤーで塗ると、このようになりました。
■フォルダー内のレイヤー
「まる」と「ふわふわ」のレイヤーをひとつのフォルダにまとめました。
ツールプロパティで「フォルダー内のレイヤー」を選択してぬると、フォルダー内のレイヤーのみ認識されるのでこうなります。
ベクターの中心線で塗り止まる
ベクターについてはこちらの記事をご覧ください
「ベクターの中心線で塗り止まる」をonにすると、
このようになります。
アンチエイリアス
アンチエイリアスをonにすると塗の境界部分の色数が増えてなめらかな表現になります。
アンチエイリアスoffにすると境界部分の色数は増えません。
